勤務した会社が懐かしい

勤務した会社の社友会の名簿について連絡が来た。今年の社友名簿を作るにあたっての記載内容の確認のためだった。

心臓病で生きる希望を失い55歳で退職し、失意のどん底を味わった会社だが、いまだに名簿に残っている。歳を取った表れかもしれないが勤務した会社が懐かしくなる。

社友会の名簿記はA4サイズ100頁ぐらいあるからかなりの人数になる。毎年30名近くの物故者御芳名が書かれている。

毎年更新されるこの名簿を眺めながら、当時お付き合いした人達や同僚の顔が懐かしく思い出される。現役当時に一緒に仕事をした連中も大半はすでに退職か、又は鬼籍に入ってしまっている。

思えば当時は情熱や責任感があって、仕事を苦労とも思わなかった。良くやったものだと自分を褒めたくなる。これも歳を取った一つの現れであろう。