長い人生には何が起こるかわからない

一ヶ月以上前の話しだが三陸方面の宮古市の浄土ヶ浜や盛岡を観光する時に呼吸器科の先生の許可も貰った時に注意されたのは間質性肺炎の人は風邪やコロナかかると重病化することもあるから十分気をつけて旅をしてきて欲しいと言われた。

美しい浄土ヶ浜をスケッチしたり観光したり、新鮮な海の幸を堪能したりで久しぶりに鋭気を養ったが・・・帰宅後も食欲も変わらず気分も良かったが少し微熱のようなので安全対策として「かかりつけ医」の発熱外来で体温を計ったら37℃であり新型コロナが陽性反応だった。

ビックリしたが先生は私が間質性肺炎患者と理解しているので、新型コロナ感染症の治療薬「ラゲプリオ・カプセル200㎎」を五日分を処方してくれた。高価(薬価は5日分で9万5千円)な薬だった。

自宅では隔離生活を2週間したが、高熱も出ない、食欲もあり、部屋に閉じ籠って居る生活の方が苦しかった。一週間後は後遺症も起こらず通常の生活に戻れたので不思議な感じであった。薬が効いたのか、免疫力も作用したのかわからない。

歳を重ねねて病気になると、つい弱気になり重体化して死ぬかもしれないと悲観的になったり、まだ大丈夫と楽観的になったり気持ちが揺れ動く。

人は必ず死ぬ、人は生まれた時から死に向って生きているともいえる。

自分に出来ることを精一杯自分が納得するような日々を送ることだと思う。多くの恩を受けてきたので受けた恩を返すためにも生きていたいと思っている。