散歩で姿を見せなくなった老友が家の中だけで過ごしている話をまた聞いた。他人の身体の衰えを身近に知ってから、自分がまだ不自由なく歩けることのありがたみを感じている。
一昨日の東京での美術館巡り、昨日の観光案内で連日非日常性の日を過ごせた。連日で2万歩前後も歩けたのは日頃のウォーキングのおかげで努力が実ったと感謝している。
高齢者にとっては散歩の大切を改めて知ったが、そう思うと街中でよく見かける高齢者が必死の努力している姿を見ると、ご同輩のお仲間と親しみを感じてしまう。
今年の秋は一ヶ月も遅い到来となったが、これでやっと普段に戻れるようになったような気がする。
美しく咲いていた彼岸花はもう終わり、これからは銀杏や金木犀の季節になる。季節は巡っている、今朝は西の空に新月になったばかりのマンマルの月が出ていた。