那須神社の住所になっている南金丸という地名は、那須神社のもともとの名前が金丸八幡宮と呼ばれていた時代に、ここにある金丸塚に由来しているとあった。
大田原市史編さん専門員の木村康夫氏から「金丸氏と那須野が原」という講座資料を戴いた。
この中に金丸(かねまる)の地名の由来につて書かれていた。
約1600年の歴史を誇る那須神社(金丸八幡宮)は、国の重要文化財に指定されている。
この地に家族と引っ越して来てから早いものでもう48年も経っているのでこの那須神社には何度もお参りしているが金丸塚については初めて知った。
本殿の裏にこの金丸塚が現存しているようなので見学して来た。正面には金丸塚の由来が書かれている案内板が正面に立っていた。
金丸塚は、仁徳天皇の時代に下野国造の奈良別命が下野国の鎮護のために金瓊(きんけい=黄金の玉)を埋めて塚を築いた。
とあるが金瓊(きんけい)という漢字は凡人にはなんと難解なことか。