水彩画の仲間5名で近郊の山里にある田圃を描きに出掛けた。初夏の風がそっと吹く中で青い空と緑の映り込みが美しい自然の鏡のような風景はいつまで眺めていても飽きなかった。
近くの農家のおばさんから声がかかり、「日陰の軒下を使っていいよ、この辺りは秋の紅葉風景も良いから描きに来たら」と優しい声がかかった。
F6号で目の前の風景を描き始めたが・・田植えを終えた田圃は、空と新緑を映す静かな水鏡のようなものだ。初夏の光と風、自然と人の営みが溶け合う田園のひとときを、透明水彩のやさしい色彩に託して描こうとしているが、これからどうなることやら自分でも分からない?
途中で時間切れになり残りは写真を参考に家で描こう。今日は楽しく充実した時間が過ごせて幸せな日になった、仲間の皆さんに感謝したい。