右肩上がり

数値の推移を示すグラフが、右側へゆくにつれ上がることから、景気・売上高などが年を追うごとに拡大してゆくことが右肩上がりである。

現在アベノミクスとかで政府はいろいろな課題に挑戦、挑戦だと何とか日本経済を右肩上がりにしたいと躍起になってるようだが考えてみると、これからは一時的には良くなっても継続的に右肩上がりになることは無いのではないか。

規制をなくせば良くなる話は昔も今の続いているが規制を取っ払って市場原理に任せれば成長するはずだったが自由競争の結果はどうなったのか一部の少数が勝ち残りあとの殆どの人は負け組で大きな格差が広がってしまっている。

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那須の夕方風景

先日のTV番組で貧困ビジネスの実態や非正規社員の待遇差などの問題が大きな社会問題になっている。かっては一億総中流といわれた分厚い中間層が、内需を支えることで、経済成長も維持された好循環は過去のもので人口が減っている日本にはもう来ないと思う。

貧しい人も切り捨てず、助け合って全体で少しのプラス成長を得られる方が、よりよい社会だろうと思う。

東日本大震災の被災地で、暴動、略奪が横行せず、誰もが何とか助けたいと願ったことや、最近の常総市の洪水の被害に対して多くのボランティアが助けに集まった、自分に出来ることは何かと考えて現地に来たという若い人の話を聞いたりすると日本の国民性に期待したいのである。私自身も地域社会や周囲の中で何が出来るのか考えて助け合いたい。