2003年12月 |
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地下鉄1号線鷺梁津(ノリャンジン)駅を通りすぎると海の香りがします。同じく空港からパルパル道路のヨイドの64ビルの左側にあるのが都会のど真ん中にあるノリャンジン(鷺梁津)
水産市場 です。 最近web上で知り合った日本からのお嬢さん3名を案内しました、いわゆるメル友という仲ですね・・この人達は何度も韓国に遊びに来ている韓国通ですがこの市場は初めてのようで、刺身にするヒラメ、メバル、ホヤ、イカを買いました。すぐにその場でさばいてくれ料理した刺身を持って食堂に案内してもらいます。この食堂では野菜やスープ、ご飯などを追加注文するので場所の提供をしてくれるのです。 新鮮な刺身を堪能したあとに刺身にした魚の頭を利用した「メウンタン」直訳すると「辛いスープ」をご飯と一緒に食事となりました。辛いことに定評がある韓国料理の中で、この大胆かつストレートなネーミングはぴったりな感じがします・・・ジワーとくる辛さと魚の味が絡み合いなかなかの味です。お嬢さんたちも満足した模様でホッとしました。 新聞での紹介記事によればこの水産市場はソウル市民が消費する水産物の60%が売られる大規模な市場です。 特に小売商や一般顧客が主として訪れる販売場には894店の卸小売店が並んでいて販売場はまた刺身の材料を売る高級活魚商店街やさば、さんま、タチウオなどの魚を売る大衆魚類商店街、冷凍魚類商店街、貝類商店街、などと塩辛市場や乾物市場などがあります。 鷺梁津水産市場には国土の三面が海に囲まれている韓国の東・西・南海岸の15の大型漁港から水産物が運ばれてきます。遠くは遠洋漁船から運ばれてくるものまで合わせると一日に350〜400トン程が取引されています。 朝早くから大勢の商人と消費者たちが集まる活気のある動き、せりをする競売人たちの手さばきなど躍動感を感じさせる情景は鷺梁津水産市場の代表的な見所です。 明け方頃に全国各地からやってくる水産物は当日販売するので新鮮度が高く、価格も市価よりも10%ほど安いです。小売取引は午前10時以後に多く行われますが、明け方のせりの頃に訪れると競売する人達の異色的な光景を見ることができます、そして新鮮な魚を購入できるという長所もあります。
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