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2002年11月 |
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| 我社は日本のある大手電器メーカーとの間で製造委託契約を締結してます。この会社と年一回の日韓サッカー交流が3年目になりました。今年は韓国側から日本を訪問し交流試合をする年です。 この交流では事前にユニークな取り決めがあります、往復の旅費はそれぞれの会社負担、滞在費は受入先が負担する、参加者は20名前後とし相互に訪問することになっています。昨年までの成績は一勝一負です、今年はW杯サッカーでの韓国チームのベスト4への進出もあり、勝たねばならないという事で事前に強化練習や地元警察のサッカーチームと親善試合をしたりしてチームの強化して来ました。 |
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日本訪問前の練習試合は選手選考会でした
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地元警察チームとは3−1で勝ち自信を得たが・・
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しかし工場は対前年比50%増加の仕事量を消化しなければならないため大変忙しく工場長は今年のサッカーは中止して物量消化したいようでしたがオーナー同士が決めたことですから中止するとは言えません。昨年と同じ21名が訪日し交流試合をしました。 試合結果は3−0で残念ながら韓国が負けました、技術的にも若さの点でも日本側が一枚上でした、来年は今の中年メンバーでは駄目だから来年はサッカーの上手い新人の採用をお願いしようと話し合っていました。 サッカー試合後の焼肉パーテーやホテルでの夜の話し合いなど大変有意義な時間を過ごしましたが本年は日本側の配慮で特に生産革新の専門の先生の講演と質疑がありました、韓国側にとっては大変良い刺激になりかつ勉強させていただきました。 これから我社も指導を受けながら海外生産のモデル工場を作ろうと両国からなるプロジェクトチーム活動で成果(コストダウン・リードタイム短縮)を出そうと約束し帰国しました。 今回で3回目のサッカー交流ですが両社がビジネスパートナーとして今後ともに協力関係を維持するためには一般社員同士の人間同士の付き合いも大変重要です。日韓の間では特に不幸な歴史的経緯もありますからこのような草の根的な交流を続けて行くことが重要で必ず両国の相互理解に役立つはずである。 製造現場での話ですが「日本のOO会社が納期で困っている!」などと話すとアジュマ(オバサン)まで真剣に対策を実行してくれる姿を見ると日本のこの会社に対しては従業員一同親戚会社のような気持ちになってきてます。(^_^) |
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両チームの試合開始前の整列
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選手は頑張ったんですが・・
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戦いの後の記念写真
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試合後の焼肉パーテイでの話し合い
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