■北京(万里の長城・故宮)

 

◆万里の長城
   万里の長城見学は北京北東部の「慕田峪」という比較的最近できた観光コースで、以前行った八達峰長城のような混雑がなく比較的静かに見学できた、山がとても険しくよくもこんなところにこんな大土木工事をしたものだと当時の権力の強さと中国人のスケールの大きさに驚嘆した。

◆故宮
   故宮(紫禁城)は三回目の見学だが、いつも感じるのは、たった一人の為の壮大な建造物だと思うとただため息が出る。今回も黄色い屋根とえんじ色の壁が数知れぬ観光客を飲み込んでいた。 高い塀に囲まれた世界のためか見上げた青空も四角く切り取られている。北京での宿泊は北京飯店の一泊のみで、王府井近くの専門店で北京ダックを食べた後の自由時間は午後10時以降でしたからゆっくりとホテルライフを楽しむ余裕が無かったのが残念だ。2日間の北京滞在ではゆっくり見学する時間が無かったので後日の旅行の楽しみに残して置こう。

◆おわりに
   先ずは全員無事に帰国できたことにたいし旅行社はじめ関係者のご努力と参加者のご協力のお蔭であり感謝申します。今回の旅は蘇州市との市民交流の旅行なのか単に中国を知る旅行なのか狙いがハッキリしないため無理な日程で時間に追われ旅の思い出が表面的であったのが私には少し心残りだった。

 ところで「旅」とは何でしょうか。一人旅と言う言葉には何かロマンチックな響きがあります、グループ旅行や団体旅行には「旅」という言葉とは違う意味があるのかもしれません。旅行とは計画がきちんと決まっていてグループで楽しく気楽に旅をすることではないかと思う。

 旅は自己満足の世界、自分で評価をつけるのが一番よさそうです、今回の旅行も出会いがあり、新発見がありました、なによりも感動がありました、充実した時間を過ごせました。
 成田からのバスの中で「やっと家に帰れる」という我が家の良さを実感できた旅であり、印象に残る風景や、楽しい思い出は、旅の余韻として残り、「さて、次はどこへ行こうか」 帰路にそんなことを考えました、旅は人生そのもである。


 

万里の長城(慕田峪)へ向かう
長城の上から眺める
天安門広場から
王府井でサソリを食べ、北京ダックを食す
ガイドの孫さんのかくし芸(寅さんの姿が似合う)
最後の夕食後「星影のワルツ」を全員で合唱
故宮にて
北京飯店正面

 


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