[ 中国悠久の旅 ]

 

■蘇州市との友好交流
 私の住む大田原市では中国の蘇州市と友好都市協定を締結しています、市民グループが毎年訪問し交流や植樹などやっています。今年も第19次日中友好大田原市民訪中団として千保市長が団長で私は私は何故か副団長に指名され総勢26名が参加しました。夫婦の思い出に残る旅となったので「中国悠久の旅」としてまとめた内容です。
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 蘇州市の人口は約589万人だそうです、市庁舎も大きく大田原市とは全ての面でスケールの違いがありましたが第19次の訪中団の名称が示すように長い訪問の歴史は先方にもよく理解され市長以下市幹部の熱烈歓迎の姿を見て改めて大田原市との友好関係を認識しました。蘇州市長の挨拶の中に最近の日本との貿易は25%を占め投資金額の20%は日本からです、今日から日本のハイテク企業の展示会が開催されましたし蘇州市と日本との経済交流がますます盛んになって来ています、また蘇州は文化面での交流も日本とは長い歴史がありお互いの長所を取り合えばもっと発展できるはずであると強調していた。

 翌日の記念植樹では蘇州市側の周到な準備もあり、可愛い小学生の歓迎音楽演奏から始まり手際よく公式行事を終了することが出来た。公園の一角に大田原市の植樹場があり千保市長から贈られた「遠方の朋・記念植樹」の石碑があります、その奥には数年来の諸先輩が植樹した木々が大きく育っていました。枝に掛かっていた植樹年・植樹者名簿を一つ一つ見て歩きながら蘇州市との長い交流の歴史をそこに感じながら、いつの日か、またこの地を訪れ今日植えた「ざくろ」の木を見に来たいと思いながら蘇州市職員と再会を約し別れた。

 

 
揚市長と千保市長の交歓
蘇州市の市庁舎前にて記念写真
答礼宴での手をつないでの合唱
太湖石のある名園・拙政園の一こま
植樹場では小学生の歓迎合奏で迎えられた
記念植樹(ザクロを植えました)

 

 ただ交流の中に蘇州市の市民との交流が全く無かったことが残念でした、やはり市民同士の交流がありそれを両市側がバックアップするようにならないかと感じた。中国側は市長初め行政人ばかり・・つまり中国共産党員ばかりが相手ではいくら続けても真の意味の市民レベルの友好は出来ないのではと思う。幸い千保市長から今後は経済関係での交流も視野に入れて検討してみるとのお話がありましたので期待している。

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