2004年4月

「冬のソナタ」という韓国製ドラマをご存知でしょうか、昨年の4月からBS2にて放送され、好評のため同年12月にも再放送しました。俳優の雰囲気・演技のすばらしさ、映像の美しさ、音楽など、全国的に「冬ソナブーム」と呼ばれるまでの社会現象を引き起こしています。

今年の4月から総合テレビでの放送(毎週土曜日午後11:10〜午前0:25)が始まりましたが30代〜40代の女性の人気を集めているようです。

先日も久しぶりに会った友人の奥さんと娘さんが「冬ソナ」にはまっているとのこと、娘さんは本を買い込んできたりハングル語の勉強を始めたりしているそうで『冬のソナ』に熱狂して今年は子連れで韓国のロケ現場巡礼の旅にでるそうです。春の訪れと共にこのような現象が起こったのでしょうか・・・。


韓国での題名は「冬の恋歌」でしたが韓国ドラマ特有の純愛3角関係のもつれから長々と続く内容に私にはイライラですが・・かつての日本のドラマをほうふつとさせ、懐かしさを感じる悲恋物語に中年以上の人は初恋の思い出を重ねているのかも知れません。


メタセコイア並木と主役のぺ・ユンジュン氏とチェ・ジウさん

「冬のソナタ」は、冬の韓国の美しい風景をバックに、高校時代の淡い初恋の思い出を抱えた男女の心の揺れを描いたラブストーリーです。つまり、切ない初恋がモチーフ・叙情感あふれる映像・音楽の美しさ・手練手管を使わない恋愛模様―などなど、日本のメロドラマでは「古手」に属する要素ばかりだがこれがかえって新鮮に感じ「冬のソナタ」の社会現象になっていると専門家が解説してました。

日本で韓流ブームの波に乗り、NHKの韓国語講座に日本人女性が集まる珍現象が発生している! これは「冬のソナタ」というドラマの影響でNKH教育テレビの『ハングル講座』の教材が全国の書店で売り切れとなったと韓国の新聞社が日本発ニュースとして伝えました。

そうかな・・と思い町の本屋さんに行って驚いた、「冬のソナタ」コナーが出来ていて関連した書籍が山のように積まれています。まさにブームですね!!


冬のシナタコーナー・ハングル教本もあります。

韓国ドラマのブームはいつまで続くか?

このブームで脚光を浴びるのが、ロケ地となった韓国・北東部の江原道にある四方を山に囲まれた「水と緑」の地方都市・春川(チュンチョン)市です。市のホームページによると、人口25万人、面積1116平方キロのうち、76.3%が林野で占められています。 この地での主な撮影地は市街地から少し離れたダム湖の中州島「南怡島(ナンミソン)」です。ここを先日観光してきました、写真集として纏めましたのでご覧下さい


観光で出会った日本のお嬢さん達と春川市の位置

今のところドラマの内容と韓国人俳優だけに興味を持っている人が多いですがこれから隣国である韓国を理解するきっかけになればと期待してます。


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