中国・北朝鮮国境(1)

2001年6月
   市場視察のため大連市の日系企業を訪問しました、ソウルから大連には一日一便一時間で中国東方航空が飛んでいます乗客は殆ど韓国人のビジネス関係者ですから韓国もかなりの企業が進出しているようですまた観光目的の団体も一緒でその賑やかな会話には閉口しました。大連での仕事の合間に1日間の観光として丹東市に行き中国側から見た北朝鮮国境を見てきました。

 丹東市は大連から北東に約300km、車で4時間半の距離にあります、北朝鮮との国境にある人口120万人の昔から中国と朝鮮を結ぶ中継都市です、国境を流れる鴨緑江に掛かっている大橋では今でも北朝鮮との貿易の為の往来があります、近くの鴨緑江公園から遊覧船に乗りますと北朝鮮側ギリギリまで接近してくれ写真など自由に撮らせてくれました、友好国同士でもあるので韓国との国境地帯とは違い緊張感は全くありませんでした。

 ただ中国側の明るく賑やかで活気があるのに比べ向う側に見える北朝鮮は人の姿も少なく心なしか暗くもの悲しさを漂わせていると感じたのは先入感だけではなさそうです。

丹東までの半分は高速道路です、200km位の両側は手入れの行き届いた見渡す限りの畑・畑でした。車が殆ど通りませんが軍用道路としての価値はあるかもしれません。 北朝鮮の新義州市を結ぶ鴨緑江大橋です、2つの橋の手前の橋は朝鮮戦争のとき米軍の攻撃で途中で破壊されたままになっています、今は断橋として観光名所でした。
北朝鮮の子供が魚を取っています、こちらの船には関心が無い様でいたってのんびりした国境の風景です。 橋の向こうに観覧車がありました、回転できるようなモノではなさそうです中国人に聞くと今まで動いたことは無いそうです、なぜ直ぐにばれる事をするのか理解できません。
これは造船所ですが人影はありませんでした。 北朝鮮の国旗を付けた貨物船のすぐ傍を通りましたがやはり人影がありませんでした。



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