真夏の朝日岳

2020年8月

 暑い日が続いているが大田原国際交流会で知り合った中国から来日し日本人と家庭持っている「山好きショウナさん」と一緒に那須連峰の朝日岳(1896m)を登って来ました。

 家人も私より30歳以上若いショウナと一緒だと安心するらしい、しかし私のようなカメの山歩きではかえってショウナさんに迷惑ではと気にはしているが二人で登った方が楽しいので日時が合えばお世話になっている。

登り始めたら美しいトリカブトが目に付いた 避難小屋から登って来る登山者を眺める

 登り始めて1時間で峠の茶屋避難小屋に到着した、いつものゆっくりペースの登りであった。天候は曇りだが好天する予報を信じて朝日岳を目指した。

 一人で登る時は自身の写真が撮れないが今回はショウナさんがいろいろな姿を撮ってくれたので写真集のようなページになった。
 
朝日岳への途中で茶臼岳を背景に 
「山好きショウナさん」はいつも元気いっぱい 
 岩場近くになったのでストックをリックに付けていると後から来た中高年の人から、この先の岩道の状況がどんな具合なのか、ストックは畳んだ方がよいのか聞かれた。

 この人と会話して驚いたのは、68歳で車中泊10日間で北海道の百名山を登って来て名古屋に帰る途中で那須山に立ち寄ったのだそうだ。
北海道の山を回って来た人との会話 ショウナさんは危険な場所が好きらしい

 那須の山といえば茶臼山が有名だが、朝日岳は少し鋭鋒であり、荒々しい姿が魅力の山だ。天気が良ければ関東を一望できる眺望は素晴らしいが今日はダメのようだ。岩場の道を登ったり下ったりで苦労するのも良い思い出として残る。       
 
 
危なっかしい岩登りの姿だが・・大丈夫だ!

 岩場を過ぎて朝日の肩に着いたら山頂から降りて来た人から、山頂は寒いですよ教えてくれたので雨具を着た。山好きショウナさんが取り出したのは100円ショップで買った雨具だった、なるほど小さくて軽くて安くい・・納得だった。

             雨具を着て山頂へ  ヒメシャジン
 
 朝日岳の山頂には数人の人と一緒になったが、誰もあまり話もせずにこちらも撮影を依頼しただけだった。風も強くガスを巻き上げて周囲は何も見えず、体感気温は20℃以下で真夏でも寒く感じた。朝日岳の狭い山頂に着いたのは9;30だったから約2時間50分もかかったことになる。

山好きショウナさんと記念撮影

 帰り道は登りより慎重を要する、岩場では先行したショウナさんが危ない場所で待っていた。記念の写真を撮ったがこれも若さの一端かな、うらやましく思う。

疲れが顔に出ている 風が強いから気を付けてよ! 
帰りの避難小屋から猛暑の下界を眺めた
 
 下山してから気が付いたことはポケットの歩数計が登山口から往復13,000歩を示していた。茶臼岳の時が7,300歩ぐらいだったから距離はこちらの方がずっと長いのだった。無事下山して同行してくれたショウナさんに感謝!!

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