2006年11月

 韓国で事業が成功している某社長から次の日曜日空いてますか?という電話が有った。要件はどこかに美味しいもの食べに行きましょうという誘いの話だった。会社の人に聞くと「済扶島(ジェブトウ)」が良いという、新鮮なエビと貝が食べられ景色も良いらしい。

 済扶島(チェブド)はソウルから西南に車で1時間半ぐらいの西海岸にある周囲8kmほどの小さな島だ。西側には2kmに渡って海水浴場が広り、南側には広い干潟、北側は入り江になっている。済扶島は潮の満ち干きによって海になったり、道になったりとその姿を自在に変える不思議な島として知られてる。海が割れる場所としては南の珍島と共に有名のようだ。

最近は漢字の標識が多くなった
干潮の時に渡れる道で、満潮には海になる
海水浴シーズンも終わった
気持ち良さそうに太陽を浴びているお婆さん
 時期によって潮の満ち干は変化するが、この時期は干潮時間が長い、潮が満ちてくれば道が海になり戻れないという海の道を一人1000ウオン払って島に渡った。海岸では潮干狩りを楽しんでいる人や砂遊びの家族連れで賑わっていた。奇岩も有ったりでソウル近郊の観光スポットになっている。
 島の一番奥の方にある食堂に入った。エビと貝を注文しようと思っていると・・同行した社長は店で決めている貝一式ではなく、このハマグリ、このサザエ・・など一つ一つ店の人に指示を出していた、さすがに手馴れたものだ。、エビ、貝を食べて、ヒラメの刺身を食べ、あさりだしうどん(パジラクカルククス)メウンタン(ヒラメのあらでダシをとった辛い鍋料理)など腹いっぱい食べて大満足だった。何より社長に全てご馳走になった、感謝!。
この店に決めた
何処の店にも店頭には生簀がある
店のアジュマが大きな声で新鮮なエビだよ!と叫んだ
生きたままのエビを放り込んで蓋を閉めた
まずはヒラメの刺身の付け出し
刺身を食べるた後で貝を焼いて・・
アサリとうどんをを食べた後にこの辛し鍋とご飯が出た!もう食べられない・・
 ヒラメの刺身を注文すると必ずこメウンタン(辛し鍋)を作ってくれます、食事の最後はこの鍋と一緒にご飯を食べるのが韓国人の習慣のようになっている。奥行きのある辛さ・・といっても良くわからないがご飯にかけて食べていると癖になる感じの味である。
 帰りの道端では果物の販売する店が並んでいた、店の中の果物の並べ方がダイナミックです。この並べ方の日本との差が気質の差でもある。オバさんの迫力に押されてチャメ(ウリ)とミカンを買ってしまった。
このオバサンは商売が上手い
このダイナミックな展示を日本も真似したらどうかな?

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