2011.9
 
   穏やかな晴天が続いているが日本では台風15号の影響で交通網が寸断されたようだ。このため日本企業の幹部が帰国できず一日延期になってしまった騒ぎがあった。

 この台風の為の欠航で日本からの参加者も参加できずウンギル会(山登り会)としては韓国人のペーさんと金さんの2名で北嶽山(プッカンサン)の北側にある隠壁稜線の途中にある「隠れ岩(ムスンバウイ)」と云われているところまで登って戻ってくるコースになった。ソウルの循環道路から登山口に入って狭い駐車場にどうやら駐車できた。
              (ここの登山口でこれから登るルートを確認する

 このルートは最近になって人気が出てきたようで北嶽山系としてはまだ整備が進んでいないようだ。表示板を見落して車道に出てしまって気がついて引き返したりしたが約一時間ぐら登ると行く手に岩の稜線が見えた。

ソウル循環道路から登山口で駐車(10:00) 隠れ岩の位置(クリックで拡大)
天気は良し、景色も良し、ただ体調が・・・(11:20)

          遥かに隠壁稜線が望めた、岸壁を登っている人影が見える(11:25)


 大きな石の階段上の山道を登りつめると途中で眺めた急峻な石壁の登りとなった。岩盤の所々に樹木があるのでこの根元にそって登る時は比較的安全だが岩だけの急斜面は滑らないように慎重に慎重になった、30分も登ると何故かかなりの体力消耗があり疲れた。

岩壁の登り・・(11:45)
途中で一休み
 


 一緒になった3名のおばさん一行をやり過ごして・・休みながらどうやら急な岩場を抜けると道幅が狭くなりロープや安全柵を頼りに岩場を巻きながら登る道だった。急な岩場をやっと登ると見晴らしの良い巨大な岩場の上に出た。日光を浴びながら多くの登山者が休んだり食事をしていた。

巨大な岩をトラーバース(12:10) 岩場に出た・・(12:20)
 


 下痢気味だったので朝飯も少し抑えたせいかお腹が急に減って疲れも出た。同行の若いペーさんからここで食事をしましょうと声がかかったので即座に賛成する。近くでおばさんグループも食事中であった。

 いつものマッコリ、チョパリ(豚足)、辛ラーメンでゆっくり食べて腹ごしらえしたが・・マッコリを飲んだらもう「隠れ岩」まで登る体力も気力もなくなっていた。(笑)

どっと疲れて座り込んだ(12:25) 岩の上は憩いの場
おばさん達も食事中 私達も食事(12:40)
   
 岩場で眺めると中央の「隠壁稜線」の真ん中あたりまで登ると下が渓谷になっていて目的の「隠れ岩」が見えるという、その渓谷から戻りは右側に降るコースがあり下山する予定であった。

 左側に北嶽山の主峰の白雲台(ペクウンデ:836m)山頂にある国旗が見える。右側の仁寿峰(インスボン)ではクライマーが練習しているのが見えた。この中間を登って向こう側に出るコースもあるようであるから機会があったら登って見たいコースである。

目的地の「隠れ岩」は中央部まで登らないと見えないようだ(13:30)
この岩の下をを登ることになるはずだったが・・ 記念撮影(13:40)

 今回は体調も良くなく疲れたので目的地まで到達できなかった。次回にまた来ようと・・・残念だが無理は禁物とあきらめて下山し駐車場に戻ったのは15:20でまだ早い時間だった。


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